はじめまして
『新入部員を紹介する!マネージャー希望の小島有希さんだ。』
君と初めて会ったのは、僕がサッカーの名門武蔵野森から桜上水へ来て1ヶ月ぐらいあとのことだった。
水野君に呼ばれて振り向いた先に君がいて。
(うわー、かわいい。髪が長くて人形みたいだ・・・。)
あまりにも綺麗な長い黒髪と、かわいい顔立ちに目が自然と惹きこまれた。
彼女をあまりにも長く見つめていた僕に、シゲさんが見惚れてたとからかわれてドキッとしたのを覚えている。
あのときの僕はサッカーのことでいっぱいで、早くうまくなりたくで必死だったから、
なぜかドキッとしたのか全くわからなかったけれど。
今ならわかる。
あの時、シゲさんが言っていたことは図星をついていたからで、
きっとあの時から僕は君を好きになっていたんだ。
再起不能とまで言われた怪我を治し、もう一度サッカーをするためにドイツに行こうと決心したと同時に、
君と離れなければならないと理解したとき、自分の本当の気持ちに気が付いた。
――――― でも、ドイツへ旅立つ日がきても自分の気持ちは君に伝えなかった。
君を戸惑わせるのは解っていたし、なにより僕自身断られるのは怖かったからだ。
けれど次に会うときは、逃げないから。逃げたりしないから。
君との再会がいつになるかはわからないけど、今度こそ絶対僕の気持ちを君に伝えよう。
「君のことが好きだよ。」、と。
あとがき
将君、独白。
将有希で将君の片思い風味。
書いていてなぜかものすごくクサくなってしまった・・・・。
マジで恥ずかしいです!
なんか穴があったら入りたい・・・・・。
あまりにもこっはずかしいのでここで管理人は逃げます。
さ、さよなら〜!!
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